雑記

バイク(YZF-R25)、ゲームなど

猫が死んだ

まあタイトル通り暗い話です。壁に向かって話すつもりなので特に意見は求めていないです。(そもそもだれが意見するのだろうか)

ちょくちょく変えます。あとただのメモというか気分の吐き出し口なだけなので治療アドバイス的なのを期待している人はやめてください



昨年(2018年)の12月31日、買っていた猫が病気で亡くなりました。オス、13歳と推定10ヶ月。死因はリンパ腫による腎不全…でしょうか。リンパ腫はおそらく全身に転移してたと思うのでもしかしたら直接の死因ではないかもしれません。


異変に気付いて病院に連れて行ったとき、腎臓の片側が腫れ上がっていて正常時の20%ほどしか機能していないと言われました。

あと2ヶ月ほどしか生きられないだろうと言われました。

それが10月末だったと思うので、医者というのはすごいものです。

延命治療。ステロイド抗がん剤

それから2ヶ月の間、治療に通いました。治療といっても抗がん剤は治療費が高く、また高いお金を払っても完治するとは限らないといわれ、私はステロイドを選択しました。

ステロイドの効果については私の解釈が間違えている可能性があるので紹介しません

その間、滅多にあげない猫缶やパウチやちゅーるをたくさんあげました。毎食食べさせました。

マグロも鶏肉も豚でも牛でもなんでもあげました。とにかく食べて欲しかった。この猫はとっても食いしん坊ですごいおデブさんだったから

どうして美味しいものを今まであげなかったんだろう

なんてけちでかすでダメな飼い主だったんだろうと今でも思います

ステロイドは、まあよくある話ですが、最初は効果がでて、普通の猫のようになりました。この辺りは11月後半から12月頭あたり

ウンチもたくさんしました。喜びました。

腎臓病にかかると脱水も併発するため、輸液も行いました。

しばらくすると、ステロイドが切れて効果がでなくなり、なおかつ副作用であるハゲが顕著に現れます12月7日〜です

外に行きたがるようになりました。彼なりに最後のことを考えていたのかもしれません。

天気のいい日に外に出しました。目の届く範囲で見守り、10分くらいで家の中に入れました。

どんなに食べさせてもどんどん痩せました。病院で体重を測り、増減に一喜一憂していました。なぜなら腫瘍にエネルギーを奪われるから。脱水もありました。腎臓が機能せずおしっこの量がとんでもないため。

しかしそれでも寝たきりにはならず、クリスマス直前、家族が家を出るのに合わせて外に出ました。何をしていてたのかは知りませんが、私が帰ると玄関の外で待っていました。帰ってきてくれて良かったと、心の底から思いました。そしてまた、この子はこんな調子で春を迎えるのだろうと思いました。


この直後くらいから完全に骨と皮のようになりました。背骨が浮き上がり、浮き出た骨の部分がハゲました。

目が閉じられなくなりました。

ステロイドはもう効きませんが、神頼みというか、もうそれしか道がないので打ってもらっていました。


それでも彼は、亡くなる3日前までは、寝たきりにはなりませんでした。

最後の3日間はよく覚えています。

28日、食事をとりませんでした。ずっとベットの上にいました。水は飲んでいましたが、ご飯は何一つ、と言った感じでした。

いつも通り、病院に連れて行きました。

体重は3キロをきり、過去最低の体重。先生が体温を測り、猫の平熱にしては異様に低かったのを覚えています。

相変わらずウンチは出ていないので、出してもらいました。たくさん出ました。

輸液とステロイドを注射し、帰宅。

家でパウチやチュールに反応しないため、牛肉を茹でてあげたら少し食べてぷいでした。

翌日、トイレに行けないのか、それとも感覚がないのか、寝床(私のベッド)で粗相をしていました。

私は常に猫と一緒に寝ていたので、仕方ないと思っていました。そして、食欲の無さと、痩せ方、粗相、寝たきりから、もう数日以内に亡くなると思いました。

29日ですから、病院は当然年末年始でお休みです。先生は連絡しても良いと言っていましたが、ボロボロの猫をみて、このまま逝かせてやりたいと思ってしまいました。MAX8kgの猫が、2.6kgの骨と皮になっているのです。もしかしたら、安楽死を勧められるかもしれません。もし選択を迫られたら、それはなんというか、私には判断できないことでした。今でもわかりません。

尿で濡れた足回りを吹き、食べ物を食べるか聞いて、水を口元に持って行き、できる限りそばにいてあげようとしました。この日から、私は部屋の暖房を消しました。体温が下がると、死が穏やかになるそうです


30日、とうとう香箱も組めなくなり四肢を投げ出し、寝ているのか起きているのかわからない状態です。

時折聞いたことのない声で鳴いていました。痛かったのかもしれません。

たまに自力で這って移動し、ベッドから転げ落ちました。ベッドの高さは20cmくらいです。

異常行動なのか、それとも何か意思があったのか、わかりません。

最期に、リビングに連れて行き、景色を見せました。家族の声を聞かせました。

その時も鳴いていました。挨拶だったのか、わかりません。

そして、ベッドに寝かせていると、ベッドから落ちて、ベッドの下に這って移動していきました。

寒いし痛いよと言い下半身を掴んで引きづり出しました。それでも彼は、ベッドの下に這っていきました。

ああそこが最期の場所なんだなと思い悲しくなりました。

よく猫は人目につかないところで死んでいるとか言いますが、うちの猫は甘えん坊だったからどうせだったら布団の中で冷たくなっていて欲しかった

その時が0時ごろ

朝7時に目を冷ますとベッドの下で冷たく固くなっていました。

目を見開き前足は突っ張っている状態でした。

死亡すると全身の筋肉が弛緩し穴から水分が漏れ出すそうですが、それすらありませんでした。



彼の病気が発覚してから仕事中ずっと彼のことを考えて泣きました。

どうして寿命をあげられないんだろうとかなんで今までああしなかったんだろうとか

帰りは毎回車をぶっ飛ばして帰っていました。

よく事故らなかったものだなと。そして周りのドライバーさんすみませんでした。


後悔ばかりです。

最期の3日間、病院に連れてってあげればよかったとか

残業も休日出勤もしないでそれどころか仕事も辞めてずっと一緒にいてあげればよかったとか

もっと早く病院に行っていればよかったとか

美味しいものをたくさんあげればよかったとか

もっと遊んであげればよかったとか

キャットタワーを元気なうちに買ってあげればよかったとか

お外にたまに出してあげればよかったとか

もっとあります。

辛いです。

これをあと2匹分乗り越えて

最期の1匹で一緒に虹の橋にいけたらと思います。

あと10年はかかりますが

その頃にはとっくに私も30超えて

ぼっち未婚の社会のゴミとなっていることでしょうから

いい頃合いなんじゃないかと思います。